蛇革投入!
ブログ復活したものの
三日坊主になるとこやったわ。
BURTMUNROの店長 片野坂です!
暑いな最近。
ほんまにもう営業後はタンクトップで
革と向き合う毎日でございます。
さて、さて、本日は・・・
【新素材】をご紹介❗
最近BURTMUNRO北堀江店にエキゾチックレザーの代表格が出没。
そうです。『蛇革』です。
今回投入した新素材は、
バックカットパイソン。
カラーはマッドブラック。
そう、マッド。
これ↓↓↓↓
長いでしょ。黒いでしょ。
今回は3m弱の大物。
個体差が魅力のパイソン
あっ、ちなみに英語でSnakeは『蛇』、
Pythonは『大蛇』を表します。
3m・・実はアベレージサイズ。
更に大物だと4m、更に上は5m級も存在します。
生きてる状態で出くわしたくわねぇ。
だって、こえーーでしょ‼
さて、続けます。
読んで字の如く。
バックカット、そう『背割り』。
そんな事知ってます。以外の方に説明を。
通常、蛇革と言えばフロントカット、
そう、
『腹割り』が多いです。定番はこっちかなと。
お腹側から切るっちゅーことは背中が中心になりますよね?
イメージしやすい、THE蛇革の背中がこっちです。
こちらを載せておこう⬇
あかっ!!赤っ!ド迫力でしょう??
フロントカットのレッドパイソン!
今回はこいつが主役でないので、次回こいつを主役にします!
フロントカット・パイソンは独特な鱗、カラーバリエーションも多く存在し、好きな人はめちゃ好き。な人も多いのでは?
今回紹介するバックカットはその逆!!
地面這ってる方です。
バックカットの特徴は背中側から一刀両断
してお腹部分がメインになる。
鱗の大きい部分が中心に綺麗に一列並び、
両側面にむかってどんどん鱗のサイズが小さくなっていく。
またこの素材、染色はされていますが、コーティングがなされていないので、鱗の質感、手触りも癖になること間違いない!!
鱗のめくれや剥がれが気になる方もいらっしゃるのでは・・・
安心してください・・・大丈夫です
逆立つ鱗は最初だけです。
剥がれることもよっぽどないです。
なぜかというと、
革自体にオイルが含まれていること、
使用していくことで生じる摩擦や使用者の手脂とかでも革がよくなじみ、鱗も落ち着いて来ます。
上品な艶も生まれ、持てば持つほど様変わりする、エイジング(経年変化)もすげぇ楽しみな素材!!
そして、今回の蛇革の仕入れ先の方も中々癖が強いんだなー、これが。
専門業者だと色々な知識やうんちくなんかも話してくれてすげぇ勉強になりますね。
面白い。
電話切るタイミングわからんようになるぐらいアツくなるときもあるんだよな
電話対応してくれる人も十人十色
好きで仕事してる人と仕事だから仕事してる人の熱量の差も一瞬で分かるところも面白い。
革素材の出会いも人との出会いもまさに一期一会。どうせならアツい人のところでお世話になりたいものです。
はい、話それたー。
一番大事なこと忘れてました!
先日、バックカットパイソンを使用した新製品を3点リリースしました!
今回のバックカットパイソンを使用した新作達のマテリアル(内装や張り合わせ時に使用している革)は、
日本の革産業を支えている姫路のタンナーからの
牛ヌメ革のブラックを使用してます
こちらも、さりげに、取扱いレザーに仲間入り!
製作してみて相性抜群でした~
ってなわけで、今回はこの辺で・・・
ってまだ終わりませんっ!!!
ちょっとした思出話を。
今の若者はどうなんかな~
『蛇の脱け殻』を財布に入れると金運アップ世代やったんよな~俺。
そんな言い伝え?文化?伝統?伝説?
教わった覚えないのにそーしてたな。
いつの間にのやつ。
田舎育ちなんで、ガキの頃は蛇との遭遇は日常茶飯事。もちろんパイソンでなく、スネークです。
脱皮したあとのあのスケルトンな蛇の脱け殻を
発見することも結構あって。
入れてましたよ、一時。財布に。
金運アップ。
結果は・・・一回だけ効果を発揮しました。
諭吉くんが3人泥にまみれ、道に倒れていたのを
救出しました。
これはほんとの話。
中学生の時やったな。
おかんに素早く報告・・
したかどうかまでは覚えてないが。
泥にまみれた諭吉くんを気合いで綺麗にし、
ポケットにインしましたとさ。
って余談で、今回はしゅーりょー。
最後までお付き合いありがとうございます‼
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